マイクミラーFAへ

マイク・ミラーはポートランド・トレイルブレイザーズとのバイアウト(契約買取)が成立し、フリーエージェント(FA)となる運びとなった。現地27日、米国の大手ポータルサイトが運営する『ヤフースポーツ』が関係者の話として伝えた。
同サイトによれば、ミラーがウェイバーを通過すれば、デンバー・ナゲッツなどが移籍先の候補として挙がっている。ナゲッツは昨年も同選手の獲得を検討したが、ミラーはクリーブランド・キャバリアーズに入団した。
ミラーは2000-01シーズンに新人王を獲得し、昨季まで15シーズンをプレー。スリーポイントシュート成功率はキャリア通算40.7%を誇り、クラッチシューターとしてマイアミ・ヒート時代には2度のファイナル制覇を果たした。
By7KVa0IYAAltaJ

MIAMI, FL - JANUARY 22: Mike Miller #13 of the Miami Heat shoots a jumpshot during a game against the Toronto Raptors at American Airlines Arena on January 22, 2011 in Miami, Florida. NOTE TO USER: User expressly acknowledges and agrees that, by downloading and/or using this Photograph, User is consenting to the terms and conditions of the Getty Images License Agreement.  (Photo by Mike Ehrmann/Getty Images)

MIAMI, FL – JANUARY 22: Mike Miller #13 of the Miami Heat shoots a jumpshot during a game against the Toronto Raptors at American Airlines Arena on January 22, 2011 in Miami, Florida. NOTE TO USER: User expressly acknowledges and agrees that, by downloading and/or using this Photograph, User is consenting to the terms and conditions of the Getty Images License Agreement. (Photo by Mike Ehrmann/Getty Images)

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学生時代
1998年から2000年までフロリダ大学に通う。2000年には、センター以外のポジションをこなす中心選手としてユドニス・ハスレム、ドネル・ハービーらと共に、チームをNCAAファイナルへ導く。

2000年のNBAドラフトでは、アーリーエントリーによって、彼の地元であるオーランド・マジックから全体5位指名を受けた。チームはトレイシー・マグレディとグラント・ヒルという大型補強を済ませたばかりで、ミラーに掛かる期待は即戦力というものではなかった。しかしながらヒルが故障によって戦線離脱すると、ミラーはスターターに抜擢され、徐々にNBAという厳しい環境に慣れていった。この年、ルーキーオールスターにも出場し、苦労しながらもシーズン終了までマジックの一員として活躍した。結果、ミラーはルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人王)を獲得した。しかし、新人王にしては平均11.9得点は物足りないという意見も多く聞かれた。
2年目以降はヒルの故障が重なったこともあり、すっかりスターターに定着し、着実に頭角を現していった。そして3年目である02-03シーズンの途中、ドリュー・グッデンなどとの複数トレードでメンフィス・グリズリーズに移籍した。シーズンも終盤に差し掛かっていたので、残り16試合の出場に留まったが、ドアマットチームからの脱出を図っていたグリズリーズにとって、ミラーに掛かる期待は実に大きいものだった。
03-04シーズンは出場した65試合の全てにおいて先発出場を果たし、チームも創設以来史上初めてプレイオフに出場した。成績はマジック時代と比較すれば減少したものの、チームに貢献した。

05-06シーズンはこれまでの先発出場が一転、シックスマン(ベンチ出場では、チームへの貢献や出場時間が筆頭の選手)として起用されることになった。74試合中、先発出場はわずかに9試合のみだが、平均出場時間は30分を越えた。ミラーは6thマンとしても安定した活躍を続け、その年の6thマン賞を獲得した。

2007年1月3日のゴールデンステート・ウォリアーズ戦ではそれまでサム・マックが持っていたチーム記録を更新する9本の3ポイントシュートを決めた。2月21日のゴールデンステート・ウォリアーズ戦ではグリズリーズのチーム記録となる45得点をあげた。

08-09シーズン前、ブライアン・カーディナル、ジェイソン・コリンズ、その年のドラフト全体5位で指名されたケビン・ラブとのトレードでマルコ・ヤリッチ、アントワン・ウォーカー、グレッグ・バックナー、ドラフト全体3位で指名されたO.J.メイヨと共にミネソタ・ティンバーウルブズへ移籍した。ミネソタでは、出場時間はさほど変わらないが、平均9.9得点などキャリア最低をマークするなど低調なシーズンをおくった。

2009年6月23日、ランディ・フォイと共にオレクシー・ペチェロフ、エタン・トーマス、ダリウス・ソンガイラ、ドラフト1巡指名権とのトレードでワシントン・ウィザーズへ移籍した

ウィザーズではギルバート・アリーナスの出場停止、カロン・バトラーやアントワン・ジェイミソンらのシーズン途中で移籍などチーム状態が良くなく、ミラー自身も肩の故障で54試合の出場に留まった。

2010年7月15日、マイアミ・ヒートと5年2500万ドルの契約を結んだ。プレシーズンの練習でレブロン・ジェームスに対する守備を行った際に負傷、数週間をサイドラインで過ごした。同年12月20日に戦列に復帰、2011年1月22日には風邪をひいたドウェイン・ウェイドに代わり先発出場し32得点をあげた。その後2012年、2013年とヒートの2連覇に貢献した。

2013年7月30日、メンフィス・グリズリーズに移籍した。

2014年8日5日、クリーブランド・キャバリアーズに移籍した。

プレイスタイル[編集]

シューティングガードとスモールフォワードの両方を務めるスウィングマンである。3ポイントシュートやミドルレンジからのシュートを高確率で決めることができる。また状況に応じてポイントガードのようにボールを運んだりパスをすることも多く、アシストを10個以上記録するゲームもある。またディフェンスにも積極的で、6thマン賞を獲得した05-06シーズンは平均5.4個のリバウンドを記録した。

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