日本代表アジア4強!!

バスケットボール男子アジア選手権は来年のリオデジャネイロ五輪予選を兼ね、中国・長沙で1日に準々決勝が行われ、日本はカタールを81―67で下した。準優勝した97年以来、9大会ぶりに4強入りを決め、来年7月の五輪世界最終予選の出場権を得た。古川孝敏(リンク栃木)がチーム最多の22得点を決める活躍。2日にフィリピンとの準決勝が行われる。今大会は優勝チームが五輪出場権を獲得し、2~4位が世界最終予選に回る。
雪辱を果たし、五輪への道をつないだ。日本は敗れれば五輪出場がなくなる試合で過去2年間、1点差で敗れていたカタールと対戦。第1クオーターで28―13とスタートダッシュに成功し、NBAでのプレー経験を持つ米国出身のジョンソンを封じるためにゾーンディフェンスに変更。作戦がはまり、相手に一度も速攻を許さない堅守で逃げ切った。「相手に好きなことをやらせなかった」と田臥。長谷川監督は「よく頑張った。ベンチを含めたみんなの力」と声を震わせた。
4強入りを果たしたことで来年7月の最終予選出場権を獲得したが、あと2勝で40年ぶりの五輪出場に手が届く。田臥は「どこの国にも勝つチャンスはある。上を目指してやっていかないといけない」と切り替えた。
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