日本 9大会ぶり決勝進出ならず…リオ五輪切符は世界最終予選へ

バスケットボール男子のリオデジャネイロ五輪予選を兼ねたアジア選手権で2日、世界ランキング47位の日本は準決勝で同31位のフィリピンに70―81で敗れた。
第3Qまで54―54の同点と粘ったが、第4Qで突き放され、9大会ぶりの決勝進出はならなかった。フィリピンには2次リーグの対戦で66―73と敗れていた。
日本は優勝チームに贈られる五輪出場権は逃したものの、2~4位に与えられる来年の世界最終予選に回る権利は確保。来年7月の世界最終予選で、上位3チームに与えられるリオ五輪出場権を目指すことになる。
 ▼長谷川健志監督の話 善戦はしたけれど、悔しさが強い。後半の大事なところでターンオーバーや、イージーショットのミスが出た。最後(3位決定戦)のイラン戦は、結果はもちろんだが、悔いの残らない試合をしたい。
 ▼比江島慎の話 自分が試合をこわしてしまった。体力が残っていればこんなことにはならなかった。3位決定戦も、自分が個の力で切り開いていかないと同じ結果になる。(準決勝進出は)手応えを感じていて自信になった。