いよいよNBA開幕!!2015-16シーズンの注目すべき話題

■コービーは現役最後となるか? 
ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)のコービー・ブライアント(Kobe Bryant)は、故障続きで2013-14シーズン以降は41試合の出場に限られる中、殿堂入り確実とされるキャリアの集大成として今季に臨むとみられる。
5度のNBAファイナル制覇と17回のNBAオールスターゲーム(NBA All-Star game)選出を誇るブライアントだが、若手中心のレイカーズの中では、故障がなくても大活躍する可能性は低いだろう。それでも37歳のブライアントは、チームの自信を少しでも深めるはたらきができれば、満足感を得ることができるかもしれない。
期待されるのは、もう1人のベテラン選手で、サンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)のスーパースターであるティム・ダンカン(Tim Duncan)だ。スパーズで19年目のシーズンを迎えるダンカンは、今季もプレーオフ進出の可能性が濃厚となっている。

■王者ウォリアーズ、連覇の可能性は? 
ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)は2年連続のタイトル獲得に向けて準備万端としているが、NBAファイナル連覇は難しいことで知られている。2014-15レギュラーシーズンの最優秀選手(MVP)であるステフェン・カリー(Stephen Curry)と、「スプラッシュブラザーズ(Splash Brothers)」の相棒であるクレイ・トンプソン(Klay Thompson)を擁するウォリアーズは、追う立場ではなく追われる立場でのパフォーマンスが必要とされる。
すでに若手が羽ばたいているロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)のドック・リバース(Doc Rivers)ヘッドコーチHC)は、ウォリアーズについて、自身のチームと同様に故障者がいないのは幸運だとコメントしている。

ウエスタンカンファレンスでは、再び優勝候補の呼び声が高いスパーズを筆頭に、元MVPのケビン・デュラント(Kevin Durant)が復帰するオクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)、シーズンオフの補強で好成績が期待され、ドワイト・ハワード(Dwight Howard)も故障から復帰するヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)、そしてスーパースター候補のアンソニー・デイビス(Anthony Davis)を擁するニューオーリンズ・ペリカンズ(New Orleans Pelicans)による激戦が予想され、ウォリアーズが王者としての実力を試されることは必至だ。

■ニックスは不振から脱却できるか? 
ニューヨーク・ニックス(New York Knicks)は、2013-14シーズン終盤に殿堂入りコーチのフィル・ジャクソン(Phil Jackson)氏を球団社長に招へいして以降、さらに成績が低迷している。辛口なことで有名なニューヨーク(New York)のファンは、大幅に登録選手を入れ替えた昨季のニックスが、球団史上最低の17勝65敗に沈んだことを受け、怒りを募らせている。
ジャクソン社長の動向と、故障明けのカーメロ・アンソニー(Carmelo Anthony)が、チームの運命を好転させられるかは依然として未知数となっている。
アンソニーは練習キャンプが開始された際に、「正直なところ、現時点では何の期待も持っていない」とし、「チームがまとまるには、時間がかかるだろう」とコメント
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