コービー今季限りで引退表明・・・

米プロバスケットボール協会(NBA)、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)のコービー・ブライアント(Kobe Bryant)が29日、今季限りでの現役引退を表明した。
レイカーズ一筋で20年間を過ごしたブライアントのキャリアの中で、カギとなった4つの出来事を紹介する。

――シャックと築いた黄金時代

ブライアントはセンターのシャキール・オニール(Shaquille O’Neal)とともにレイカーズの黄金時代を築き上げ、NBAファイナル3連覇を成し遂げた。
2000年にレイカーズは、インディアナ・ペイサーズ(Indiana Pacers)とのファイナルを制し、1988年以来のタイトルを獲得すると、2001年はフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)を破り、2002年にはニュージャージー・ネッツ(New Jersey Nets)をスイープで退けた。
当時23歳だったブライアントは、これでNBAファイナル3連覇を達成した史上最年少選手になった。

――1試合81得点

トロント・ラプターズ(Toronto Raptors)戦に出場したブライアントは、この試合で自己最多の81得点を記録した。
これは球団史上最高記録となり、NBAでは1962年にウィルト・チェンバレン(Wilt Chamberlain)が達成した1試合100得点に次ぐ史上2位の記録となっている。

――北京五輪とロンドン五輪

ブライアントは2008年の北京五輪と2012年のロンドン五輪に出場し、2004年のアテネ五輪で銅メダルに終わったバスケットボール米国代表を、2大会連続で金メダルに導いた。
大きな注目を集めた北京では、レブロン・ジェームズ(LeBron James)を筆頭とするスター選手とともに米国代表の威信と誇りを取り戻すと、続くロンドン五輪では連覇を果たした。

――ファイナル2連覇で自身5度目の栄冠

ブライアントは2009年、NBAファイナルでオーランド・マジック(Orlando Magic)を破り、自身4度目の栄冠に輝いた。
そして続く2010年には、ボストン・セルティックス(Boston Celtics)とのシリーズ最終第7戦までもつれた激闘を制し、通算5度目のファイナル制覇を成し遂げた。
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